第443回エフエム愛媛放送番組審議会
1 開催年月日
2025年3月28日(金) 午後4時00分~4時30分
2 開催場所
松山市竹原町1丁目10番7 株式会社エフエム愛媛 会議室
3 委員の出席
委員総数 5名
出席委員数 5名
出席委員の氏名 | |
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委員長 | 稲浦 調 |
副委員長 | 真木 輝彦 |
村上 茉莉江 二神 一誠 和泉 健弥 |
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放送事業者出席者名 | |
取締役総務部長兼放送部長 | 戸嶋 了一 |
編成制作部長 | 関 千里 |
4 議題
課題番組/「「翔け不死鳥!」~Next Stage~松山フェニックス」
5 議事概要
番組のテーマが狭く、構成上の苦労が感じられるとの意見があった。特に「松山フェニックス」に特化しすぎるとリスナーが限定されるため、「愛媛のスポーツ全般を応援する」方向性が望ましいとの提案があった。また、番組内に音楽を挟むことで聴きやすくなるのではないかとの意見も複数あった。
リスナー層については、アマチュア野球に関心がある層が限られるため、話題を広げる必要があるとの指摘があった。番組は愛媛の企業に浸透し、継続性はあるが、市民の関心を引く工夫が求められる。特定の個人名が多く出る点もリスナーには伝わりにくいとの意見があった。今後、商工会議所や行政とも連携し、愛媛のスポーツ界全体を盛り上げる展開が期待される。春からのタイトル変更を機に、より多くの人に届く番組作りを目指してほしいとの声が多かった。
6 審議内容
- ◎委員長
- 今回は、「「翔け不死鳥!」~Next Stage~松山フェニックス」の合評をお願いします。
- ◎A委員
- 全体的に、番組のテーマが狭いので構成上の苦労を感じる。関アナウンサーのフォローで番組が成り立っていると感じる。内容が、昔の話や千原さんと関わりのある人の話になるので、よほど松山フェニックスを知っている人じゃないとついてこられないのではないかと感じる。番組の今後の方向性として、「愛媛のスポーツを応援する」とした方が良いか、「より深く掘り下げる」かの2択になるのではないか。今後の方向性に期待したい。
また、番組内に曲がかかるチャンスがないので、曲はあったほうがよいと思う。 - ◎B委員
- 愛媛ゆかりのスポーツを取り上げるという番組なら、地域密着型の番組としてとらえられるが、「松山フェニックス」と特化されると難しさを感じる。千原さんがパーソナリティとしてフェニックスにも触れつつ、その他の愛媛のスポーツにまつわる色々な話題を取り上げるといいのではないか。
千原さんの話はリズム感があってとてもおもしろい。特に、ながら聴きするときはこのリズム感が良いと思う。
ゲストによっては、様々な話題が広がっていくと思うので、今後どう展開していくかに期待したい。 - ◎C委員
- どのくらいのリスナーが、伊予弁丸出しの熱いトークについていけているかと感じる部分はあるが、アマチュアスポーツを盛り上げたいという熱い想いは感じ取ることができる。現時点でも息の長い番組になりつつある。もっと、商工会議所の方や、松山市の方と協力していけば、愛媛のスポーツ界全体が盛り上がるのではないか。
また、千原さんとFM愛媛のネットワークをつかって、マイナースポーツにも目を向けるような番組になるといいと思う。
スポーツマン、アスリートがルーティンとして曲を取り入れている部分もあると思う。インターバルに曲を入れてみてはどうか。 - ◎D委員
- 3月に4回聞かせてもらった。愛媛の企業がたくさんスポンサーについている。選手のバックアップをしている企業で、仕事面でもサポートしている。愛媛の企業に浸透している番組なので、続けようと思ったら続いていく番組だとは思うが、市民がどれほどアマチュア野球に関心があるかが課題と感じる。
愛媛は特に、野球の関心度は高いが、プロやノンプロに行けない選手たちの受け皿があるという部分は素晴らしいと思う。しかし、プロ野球、大リーグには関心があるが、一般的にアマチュア野球に関心があるのは、結構なマニアなのではないかと感じる。
現在、話題を愛媛のスポーツ全般に裾野を広げてはいるが、特定の個人名がたくさん出てきて、そういった選手の情報が多すぎると、千原さんの中では完結していてもリスナーには届きづらいとも感じる。15分、10分くらいなら、テーマをしぼって話せるのではないか。企業CMの多さには大変感心している。 - ◎E委員
- 聴いていて、よく知っている人は話がわかるが、あまりわからない方はついていけないのではないか。今後タイトルの変更があると聞いている。千原さんがメインで出ていることについては話も上手なので、このままでよいと思う。ぜひ、春からのタイトル変更を機に、頑張って続けていただいて、番組を盛り上げていってほしい。
7.その他参考事項
次回の議題/『レコレール』