番組審議会

第429回エフエム愛媛放送番組審議会

1 開催年月日

2023年10月27日(金) 午後4時00分~4時30分

2 開催場所

松山市竹原町1丁目10番7 株式会社エフエム愛媛 会議室

3 委員の出席

委員総数 5名
出席委員数 5名

出席委員の氏名
委員長 稲浦 調
副委員長 真木 輝彦
二神 一誠
村上 茉莉江
和泉 健弥
放送事業者出席者名
取締役総務部長兼放送部長 戸嶋 了一
編成制作部長 関 千里

4 議題

(1)課題番組/「とべスピリット」
(2)その他

5 議事概要

 砥部焼作家へのインタビュー形式の番組ということだが、ゲスト作家の「作品の特徴」や「作品にかける思い」などもう少し踏み込んだインタビュー・対談内容にしたほうがよいのではと感じた。ゲストの砥部焼作家の個性や特徴に、もっとスポットライトを当てた方がよいと思った。

 砥部焼の話題にとどまらず、もう少し砥部町の紹介を盛り込んでみてもよいかもしれない。音質の粗さが少し気になった。せっかくインスタグラムとの連携という新しい試みをしているので、今後もっと番組と連動して機能していく形で運営してほしい。

 「砥部焼作家」という、普段あまり出会うことのない方々のお話が聴ける番組なので、今後工夫の余地がたくさんあると思う。

6 審議内容

◎委員長
今回は、「とべスピリット」の合評をお願いします。
◎A委員
番組の公式インスタグラムページを確認したが、ゲスト陶芸家の顔、年齢、作品などの情報を確認しづらかった。トークの内容から若手の作家さんだろうと推測して聞いた。砥部焼の未来を希望のあるものにする為に日々努力精進しているといった内容のトークだった。曲が一曲入るものの、選曲の理由が伝わってこなかったので、ゲストの陶芸家のリクエスト曲を流したほうが良いと思った。県内では砥部焼の器は、どの家庭にもあると思うので、県外に向けての作家及び作品(商品)のPRにシフトした番組作りにした方がより効果的になるのではと感じた。
基本的に砥部焼作家を紹介するような内容の番組だが、県内でも一部の陶芸に興味のあるリスナーにしか響かないように思えるので、もっと砥部町の紹介を盛り込んでみてもよいかもしれない。
◎B委員
砥部焼作家へのインタビュー形式の番組ということだが、かなり制限があるので、今後ずっと番組を続けていくことが厳しいのではないかと感じた。また15分番組と短尺の番組ではあるものの、ゲスト作家の「砥部焼作品の特徴」や「作品にかける思い」などもう少し踏み込んだインタビュー・対談内容にしたほうがよいのではと感じた。
「砥部町の魅力発信」を目的とした番組なのであれば、「砥部焼」に拘らず、もっと幅広く「砥部町」の紹介にしてもよいかもしれない。
インスタと連動した番組の動きは目新しさを感じたが、運用方法はさらに検討が必要だと思う。例えば、番組内で「ゲスト作家の砥部焼作品は、インスタに写真を掲載しています」という呼びかけをすれば、インスタへとリスナーを呼び込めるのではないかと思う。音質・編集の粗さが気になった。
◎C委員
砥部焼作家をゲストに迎えてのインタビュー番組というニッチな内容なので、一般に広く受け入れられるには工夫が必要だと思った。インスタとの連動についても、リスナーをインスタへと誘導する方法が弱いと感じた。また、インスタの投稿数自体も少なく、番組や砥部焼の魅力が伝わるような展開ができてないように思えた。インタビュー方法・内容にも工夫・仕掛け作りが必要だと思う。
番組の音質については、反響している感じが気になった。工房を訪ねて、外で収録をしているようだが、そのメリットが感じられない。また一曲 音楽が流れるものの選曲の理由が伝わらなかった。
「砥部焼作家」という、普段なかなか出会わない「異世界」にいる方々の話が聴ける番組なので今後工夫の甲斐がたくさんあると思った。
◎D委員
番組に登場した砥部焼作家の作品をインスタに載せてほしい。また、インスタ上のパーソナリティ・壽野さんの私物砥部焼紹介は不要だと思う。ゲスト作家の作品説明や番組補足となるような写真を掲載すると、よりインスタが効果的に活用できるのではないかと思う。リスナーへのプレゼント企画として、オリジナル砥部焼作品を作成する過程は、都度インスタに上がっておりよくわかったが、その他の番組情報がないように感じた。
インタビュー内容については、各ゲスト作家が陶芸家になるまでのヒストリーで終わってしまっていた。砥部焼にかける思い・情熱・作家の個性といったところに、もっとスポットライトを当てた方が、作家の個性が生きるのではないかと思う。15分番組のうち、10分ほどのインタビューパートになるので、質問内容をもっと精査して詰められるとよいと思った。それぞれの作家の個性が生きる形で番組づくりができるともっとよいと思う。番組最後の砥部町の紹介コーナーと砥部焼作家の紹介との分量を半々にするなど、構成を見直すと、より息の長い番組になるのではとも思った。
砥部焼は全国にも広くファンのいる陶磁器なので、他の陶磁器にない砥部焼の良さをポイントで差し込むのも面白いかもしれないし、また、FM愛媛の公式通販サイト FMマルシェで砥部焼を売るなどの連携もできるかもしれない。
◎E委員
番組を通して何をアピールしたいのかが不透明な印象を受けた。
せっかくインスタとの連携という新しい試みをしているので、今後もっと番組と連動して機能していく形で運営していってほしい。ゲスト作家へのインタビューだけではわからないところもあるので、作品の写真を掲載するなどインスタで補足できるようにしてほしい。
◎事務局
次回の番組審議会は、「UP MANAGEMENT YOUR GOLF」という番組を聴取願いたい。

7.その他参考事項

次回の議題/「UP MANAGEMENT YOUR GOLF」

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