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第295回エフエム愛媛放送番組審議会

1 開催年月日

平成22年5月18日(火)午後4時00分〜5時00分

2 開催場所
松山市竹原町1丁目10番7 株式会社エフエム愛媛 第1会議室

3 委員の出席
出席委員の氏名
 委員長 稲浦 調
 副委員長 真木輝彦
米田朝映子
二神一誠
田村純子
安藤大三
成松亜矢子
放送事業者側出席者名
 代表取締役 社長 久住敏和
 取締役 業務管理局 局長 永見義和
 編成制作局 局長 和田基光

4 議題
(1) 課題番組『FMベストヒットえひめ』の批評
(2) その他

5 議事概要(課題番組を聴いての批評)
  愛媛独自のチャート番組で、1位から10位までと初登場曲をフルコーラスでオンエアするのは珍しく、全体的にたっぷり曲が聴ける番組だと思う。およそ2時間の番組だが長く感じることはないという意見や、無駄がないという印象が強い、若干無機質な印象を受けるという意見があった。昔に比べると音楽の流行のテンポが速く感じるという意見や、若者にとっては今も変わらず身近な番組で、若いリスナーが多いと感じた。学生よりも上の世代にも今何が流行しているかわかるという意味で楽しめるが、これまで蓄積したデータを活かして、時には昔のチャートを振り返る特集があってもいいと思うという意見があった。
 パーソナリティについては、トーク部分は少ないが関さんが石崎さんをうまくリードしてとてもスムーズで聴きやすかった。石崎さんは大学生だが爽やかで歯切れも良く堂々としていた。話のまとめ方など気になる点もあるが、これから成長していってほしいという意見があった。また、フルコーラスが多いと番組の構成が駆け足になるのではないかという意見や曲の感想などリスナーからのコメントの紹介があるといいと思うという意見もあった。

6 審議内容
委員長
 今回は『FMベストヒットえひめ』の批評をお願いします。

A委員
 たっぷり曲を聴かせてくれた、というのが第一印象だった。これからの注目曲も紹介されていて興味深い。トーク部分は少ないが、関さんが石崎さんをうまくリードしており、とてもスムーズで、聴きやすかった。
アーティストからのコメントと曲紹介や、初登場の曲をフルコーラスで紹介するのは確実に次週のチャートに反映すると思われる。学生中心のリスナーのコメントが紹介されることによる交流もあると思う。
 番組ホームページについては、今週と先週の順位、チャート回数や次回の予告が掲載されている。曲の動きがわかりやすく、ホームページからそのままリクエストもできるのは、リスナーにとても親切だと思った。ハガキやFAXでのリクエストが少なくなっている時代に、気軽にリクエストができることで、常連リスナーが増えていきそうだと思った。
 愛媛独自のチャート番組であり、2時間かけてたっぷり曲が聴ける唯一の番組だと思う。学生にとっては、チャートの展開が早くても、わくわくして番組を楽しみにして聴いているのは、昔も今も変わらないと思われた。特に初登場の曲を聴いてリクエストを送ってくるリスナーのコメントは1枚でも多く紹介してもらいたいと思う。今の学生が、曲をどのように感じているのかということを知り、その曲を聴くことができるのは他の番組ではできない、ベストヒットえひめの特徴だと思う。
 この開局から続く長寿番組をより発展させるために、より多くのリスナーを獲得するには、「曲の感想」や「こんな時にこの曲を聴くと心に響く」といったコメントの紹介があると他のリスナーを引き付けていいと思う。どれほどのリクエストが寄せられているかは、番組を聴いている側は分からないが、若いリスナー同士やリスナーと番組が、リクエストやメッセージでつながってゆくのが感じられるような役割の番組であってほしいし、世代が変わっても、若いリスナーがワクワクしながら聴ける番組であってほしい。


B委員
 「FMベストヒットえひめ」は、小さい頃、家族で出かけて帰りの車の中で聴いていた。年齢が上がるとなかなか聴ける時間帯ではないが、改めて聴くと懐かしかった。中学生、高校生の時代は友達同士でもこの番組を聴いて、録音していたこと、録音してその時代の流行っている曲をお金をかけずに覚えることができていたことを思い出した。日々の暮らしの中に溶け込んでいるような番組だと感じた。音楽番組には珍しく、ベスト10だけでなく、20位から11位までも取り上げているのが魅力的だと思う。
 関さんと石崎さんのかけあいは無理がなく、聴いていて心地よかった。石崎さんはまだ大学生ということだが、とても話が上手で、身近な存在だと思った。「FMベストヒットえひめ」は若者にとって身近な番組ということで、やはり若いリスナーが多いと感じた。
4月25日の放送では、ゴールデンウィークの番組告知があったが、ドライブの音も入っていったり、家でゆっくり、というさりげないけどしっかりした告知があってよかった。5月2日の放送ではゴールデンウィークということで番組の説明があったので、県外の方が愛媛に来られて番組を聴いているというところまで想定して進行していたことに、とても好感を持てた。番組がリスナーのことを考えて展開されているという印象を受けた。


C委員
  ベスト20番組なので、前半ノンストップでどんどん曲をかけている感じで、6時台はご飯でも食べながらあまりトークはいらない時間帯ということで、しっかり曲を聴いていくような印象だった。前半でも番組への参加の仕方をもっとアピールすればいいと思う。リクエストボックスの設置についても案内されていたが、個人情報保護が取りざたされる時代に、透明な箱でリスクエスト用紙を回収しているので、この方法については考えたほうがいいと思う。1位から10位の曲、初登場曲はフルコーラスオンエアという形は珍しいので今後も続けてほしいと思う。


D委員
 開局以来という長寿番組で、審議会にも何度か議題に上っている「FMベストヒットえひめ」で、その都度改良もされてきて、今回聴いた印象では全体的に無駄なくスッキリ収まっているという感じだった。そのせいか番組全体のスピード感がアップしていると思った。コーナーも整理されてスタイルが決まってきているせいかと思う。フルコーラスでオンエアされたり、注目の曲もたっぷりかかるので、音楽好きの人にもいいと思う。自分がリスエストすれば番組に参加できる楽しみがある上に、CDプレゼントがあるのもいいと思った。
パーソナリティの石崎さんはまだ大学生だが、初めてとは思えない、どうどうとした感じがした。話のまとめ方はもう少し訓練がいるかと思ったが、関さんに臆することもなく良かったと思う。これからもっと良くなっていくんじゃないかな、という期待感を持てた。
 CMは適当なところで入ってきて、全体的につくりがすっきりしていて、しばらくはこの形でいいのではないかと思った。リクエストのやり方の見直しは必要だと思うし、石崎さんの成長も待たなければならないかもしれないが、今回聴いて非常に無駄がないという印象が強かった。


E委員
 開局以来の長寿番組で、構成についても、1位〜10位と初登場曲がフルコーラスということだが、およそ2時間長く感じることがなかった。
番組は岩盤浴の話やUSJに行った時のウサギの耳の話など、パーソナリティ2人の簡単なトークで始まって、すんなりと導入に持っていくためのトークだった。石崎さんも爽やかですごく歯切れがよく、学生とは思えない感じだった。
 今回番組を聴いた時には、20位から11位までの曲のうち初登場曲が6曲あって、それもフルコーラスなので初登場曲が多ければ多いほど、毎週悩むのではないかと思いながら聴いた。たとえばリスナーズリコメンデーションやピックアップディスクのコーナーで調整しているのかと思うが、新曲がたくさん入ってきたりすると曲や番組の構成が駆け足になって、ちょっと余裕がなくなってくることがあるのではないかと思う。11位から20位のフルコーラスにも、これから売れていってほしいという思いもあるかもしれないが、そのあたり構成の苦労を感じた。
 提供は前半に2つ、後半に2つ。ポイントポイントで入っていてよかったと思う。バランスよく入っていてよかった。少し気になったのがミュージシャンへの「さん」付けで、石崎さんは「さん」付けしていることがあったので、「さん」はいらないのではないかと思うことがあった。


F委員
 改めて聴くと、無駄なく余分なところはすべて削ぎ落としました、という印象だった。的確にコメントも整理されていて、2人のテンポもよく1時間55分があっという間だったと思う。
 時代とともにこういうベストヒット番組もどんどん様変わりしていると思うし、「ベストヒット」というくくりの番組がほとんどなくなってきた中で、これを続けていくということに意地とプライドがあるのではと感じた。昔より音楽の流行のテンポも速くなり、今までだったら徐々に上がっていったのが、急にジャンプアップするとか、週によってものすごく曲が変わっていくと感じた。ビッグヒットがなく、年代によっては名前も顔も分からないと思うが、今の流行がわかる番組である意味では楽しめた。以前のベストヒットで20年前や10年前のヒット曲を紹介するコーナーがあったが、上の世代にも楽しめてよかったと思う。
 毎回「千何回」、と放送回数をコールしているが、この毎週の積み重ねがあるということが大事だと思う。時代を振り返る番組を作る時にもすぐ出せるということで、こういうチャート番組で蓄積されいることが大事なんだと感じた。
 また、愛媛のチャートということで、ジャパハリネットのように、愛媛のミュージシャンも出てきてほしい。CMも違和感無くすっと入って、番組の統一感はあった。チャートの情報がCDの売れ行きにも関係すると思うので、HARUYA RECORDSがこの番組の提供をしているということが大事だと思う。
 フルコーラスについては、完全に1曲かける方向か、多少フェードアウトしてもいいのではないかということに、葛藤はあると思うが、フルコーラス聴けるのはこの番組しかない、ということは尊重すべきことだとは思った。石崎さんのトークはわかりやすく、歯切れがよくてよかった。関さんも他の番組とはまた違った感じで、言いたいことはたくさんあるけれど抑えてコンパクトにまとめた感じだったと思う。番組全体的に少し無機質な印象はあった。


G委員
 番組全体としては少しできすぎというような、無機質なような印象を受けた。石崎さんは大学3年生ということだが、しっかりしていて、ほっとするような印象を受けた。時々は昔聴いていた世代がほっとするような、昔のチャートの特集を入れる形でこのまま続けてもらえると、今の時代を完全に反映させていける番組になるのではないかと思う。石崎さんはまだ慣れていないこともあるので、言葉尻など、これから直していってもらえたらいいと思う。それは嫌味に聞こえるわけではなく、聞く人によっては耳につくというところがあるように感じた。リクエストの応募方法は気をつけて改善してほしい。

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